TOHOシネマズフリーパス鑑賞。
オナラで始まり、オナラで終わる。
序盤はド下ネタ、お下劣ネタで笑い、中盤から徐々に哲学的な話になっていき、最後は爽やかな感動を感じる。
そしてその感動の原因は最初にお下劣だと笑っていたオナラでだ。
オナラで笑い、オナラで泣く。
こんな作品は観たことがない。
まず、「ハリーポッター」で有名なダニエル・ラドクリフにスイス・アーミー・ナイフ(十徳ナイフ)の機能が備わっている死体を演じさせるという点でもうこの作品は勝ちだろう。
こんなシュールで面白い設定を観たことがない。
そこに変態・童貞的な役を演じさせたらピカイチのポール・ダノが加わる。
この二人の掛け合いが本当に面白おかしくて仕方がない。
最初のオープニングも最高だった。
あそこまで心が惹きつけられたオープニングタイトルが出るシーンは今年では初めてだ。
間違いなく今年のベストオープニングだろう。
本当に素晴らしい作品だった。