SeikoSoga

スイス・アーミー・マンのSeikoSogaのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
4.1

海で遭難、
無人島に漂着してずっと助けが来るのを待ってるけど一人ぼっちで絶望。
首を吊って自殺を図ろうとしたら、海に男の死体が流れ着く。

その死体が、ガスを放出することに気が付き、海を渡って島からの脱出を図る!

と、いうとってもばかばかしい有りえない映画なんだけど、死体が
十徳ナイフのように便利にいろいろ役に立つ。
水を蓄えてくれて,水筒になるし、歯が異常に丈夫でナイフになる。
ガスを出すので火を付けてくれる。
その上おしゃべりにまで付き合ってくれるので、そのうちに友情が芽生えてくる。
そう、親友になっちゃうんですよ。
この死体が最初はバカなことばかり言うんだけど、なんで死んじゃったのか詳細は分からないままだけど、記憶が無くて、だんだんと記憶がよみがえるのか、新たな感情が芽生えてきたのか、死体なんだけど美しく見えてくる。
ラドクリフくん、お尻まで丸出しになされて・・不憫、、思ったけど
とってもいいやつで、今回の映画は良い役でした。


タイトルのスイス・アーミーマンって、十徳ナイフ(スイス・アーミーナイフ)のことだったんだ・・と、納得。

いろいろと突っ込みどころもあるけど、これはきっとファンタジーなので、突っ込んではいけないのでした。
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