「最高の映画体験だった。」
その一言は自信を持って言える。
ネタバレは一切せず見るべし。
この映画の感性に「合う」人はひたすら号泣して映画の完成度にのたうちまわるだろう。
「合わない」人は眉をしかめスマホをいじりだすだろう。
そんな映画だった。
僕は完全に前者の「合う」人間だった。
この映画の感受性とメッセージの深さを受け取れる喜びで涙が止まらなかった。
本当の孤独を知っている人は幸せになれないのではなく、幸せが自分に見合わないと思っている部分がある。
この映画は「大丈夫。自分の幸せを拒絶する必要はない」と全力で伝えてきた。
映画を見てこんな幸福な気持ちになれるなんて幸せでしかない。
映画や物語を創る楽しさや、人生の根本的な原動力までを描き切った才能に驚き。
こんなに下品でキモくて深くて愛おしい作品は初めて。
この脚本を書いた人とぜひ友達になって人生や死について語りたいとおもった。
もうこの作品の褒め方がわからないけど、最高の映画体験をありがとう。
映画ファンとして製作者にひたすら感謝。