shinobu

スイス・アーミー・マンのshinobuのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.5
誰も見た事がない映画を作ろう!そういった心意気は買いたい。

死体が英語を話し、自らをメニーと名乗り、海岸で拾ったポルノ雑誌を見て勃起。
勃起したペニスが方位磁針の役割を果たせることに気が付く…なんて話は聞いた事がない。

特にSwiss Army Manというタイトルがバーン!って出るシーンが秀逸でワクワクした。

そして、いい話になろうとすると軌道修正するか如く外していく。「こういう映画だろうな。」と思うと予想を裏切っていく。

凄く頑張ってるのは間違いない…

しかし…あのラストシーンを観ちゃうと言いたくなる。

「お前は一体なんや!」

おい!お前は実在するって設定なん? え??そんな結末でいいの?

あとさ、監督は絶対ミシェル・ゴンドリー好きやろ!

などなど観る前は設定などにワクワクしてたけど、観終わったら少しイライラしてしまい残念でした。

ひとりぼっちで自死を選ぼうとした人間が、人間(死体)と出会って成長をするっていう物語を期待してたのかもしれない…

なので(レヴュー最初に戻る)
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