誰も見た事がない映画を作ろう!そういった心意気は買いたい。
死体が英語を話し、自らをメニーと名乗り、海岸で拾ったポルノ雑誌を見て勃起。
勃起したペニスが方位磁針の役割を果たせることに気が付く…なんて話は聞いた事がない。
特にSwiss Army Manというタイトルがバーン!って出るシーンが秀逸でワクワクした。
そして、いい話になろうとすると軌道修正するか如く外していく。「こういう映画だろうな。」と思うと予想を裏切っていく。
凄く頑張ってるのは間違いない…
しかし…あのラストシーンを観ちゃうと言いたくなる。
「お前は一体なんや!」
おい!お前は実在するって設定なん? え??そんな結末でいいの?
あとさ、監督は絶対ミシェル・ゴンドリー好きやろ!
などなど観る前は設定などにワクワクしてたけど、観終わったら少しイライラしてしまい残念でした。
ひとりぼっちで自死を選ぼうとした人間が、人間(死体)と出会って成長をするっていう物語を期待してたのかもしれない…
なので(レヴュー最初に戻る)