パッ パッ パッ パッ パッ パッ パッ
パッ パッ パッ パッ
いやーテーマが耳に残る映画ですなあ。
無人島で生きる希望を失い孤独の中自死に臨むポールダノの前に流れ着いた死体、ラドクリフ。彼のもつ"能力"を用い、ダノは無事生き残ることができるのか!?と言ったお話。
比重としてサバイバルに関しての描写は薄めで、メインとして描かれているのは生きることの歓び、愛、不条理といった抽象的なもの。それを主人公二人のやりとりが映し出し、カタルシスを生み出すという。
真面目くさった御託はそんな程度に、まあニヤニヤしちゃう下品なシーンが散りばめられていてそれで持っている映画でもあるのかなと。
主人公が感じている社会の生きづらさみたいなのは正直近年の映画でモテない系親子関係こじらせた系男子のそのまんまの姿なんだけど、映像の作り方みたいなのとラドクリフの表情がすごく良いので個人的には可。終盤もそっちに行くと思ったらこっち!?みたいな終わり方で個人的には満足
サントラ買おうかな。それ聴きながら頑張ろう。ってな気分になれました。