KO

パターソンのKOのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
5.0
また一つ大切な映画に出逢えた。

パターソンの毎日の変わりばえない日常に対してのローラの毎日自分自身にピュアに向き合ってる日常、お互いが惹かれ合っていることに、言葉無くして伝わっている感覚が凄い好き。

変わり映えないように見えて、バスで運転している日常も映像の角度や乗車している人が異なるだけで毎日新しい日々が伝わってくるような気がして好きだし、いつもバスで運転している道を土日はあえて歩いている街角の風景や、いつものバーも昼間の開店前が描かれているのも休日感をどことなく感じさせてくれる。

パターソンが感じる1日1日の見え方も視聴者の客観的だからこそ全く異なる日々だと感じる瞬間が沢山あった。

愛犬のポストを倒すシーン、バーでのロミオとジュリエットのやり取り好きだなー。あと双子の少女や双子のおばさん、双子のおじさん、自分自身双子だからすごい目がいってしまった。

白紙のノートには無限大の可能性、無知だからこそ日々成長出来る気がする。

おやすみなさい。
KO

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