初ジム・ジャームッシュ。
冒頭の夫婦の双子〜の会話から、作中随所々々に暗示的に現れる双子。
その双子を見た時のアダム・ドライバーのリアクションが笑える。
全体を通して大きな盛り上がりがあるわけでもなく、平凡な一週間を描いてはいるが、そんな日常にこそ、幸せはあるのだなと気付かされた。
不良グループに絡まれた際のやりとりが嫌な伏線だと思って最後まで気を抜けなかったが、取り越し苦労に終わってとても安心した。
あの犬、撮影後に亡くなったそうだが、素晴らしい演技だったよね。
犬にノートぐちゃぐちゃにされたんじゃ仕方ないよね。
わたし詩には疎いので、これを機に、まずは中原中也かアポリネールあたりから読んでみようかしらん。