期待した映画が期待通りでした。それってすごく気分がいいです。
僕は小説は好んで読むんですが、とんと詩は読まないんですね。その理由は単純に読んでもよく分からないからなんですけど、本作にもいくつかの詩が出てきましたが、やっぱりそれもよく分かりませんでした。
でも、映画で言えば「このシーンが好きなんだよね!」みたいに、詩も「この一行が好きなんだよね」で良いんじゃないかと思いました。
あるいは「なんか好き」でも全然OKなんじゃないかと。
だもんで、本作は「これといって劇的なことが起こるわけではない(たまに奇跡的なことが起きる)んだけれどなんか好き」っていうのが僕の感想です。
そして、その感想をそっくりそのまま自分の人生にも当てはめられればバッチリなんですけど、それってなかなか難しいですよね。
バスの乗客のなかに、ムーンライズキングダムに出てた男の子じゃね? と思ってwikiで調べてみると、なんと一緒に話していた女の子もムーンライズキングダムの子で、うわー!ジムジャームッシュもあの映画好きなのかな!?と少しだけ興奮しました。本当に少しだけ。
あと、ポスト傾けてたのお前だったのかワラワラ とホッコリしました。