ともぞう

ジェイソン・ボーンのともぞうのレビュー・感想・評価

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
3.7
ボーンシリーズ第5作。
3部作が終了し、スピンオフ作品を挟んで、新章がスタート?頭脳戦と肉弾戦。そして、激しいカーアクション。多少脚本が粗くともボーンが帰ってきたと思え、充分楽しめた。ただ、1作目は32才だったマットデイモンも今作では46才。悪役のトミーリージョーンズは70才。おじさんがしんどそう感が出まくりだった。このまま作り続けると人気シリーズを汚さないか心配。

〈あらすじ〉
ブラックブライアー作戦の関係者を失脚させた後、地下格闘技の世界で生計を立てていたボーン(マット・デイモン)の元へ、ハッキングによって新たに探り当てた事実を告げに元CIA局員のニッキー(ジュリア・スタイルズ)が現れる。事態の露見を恐れたCIA局長の放った刺客がボーンとニッキーを襲い、ニッキーは殺害されてしまう。ボーンはニッキーの遺した情報を元に、全容を解明するために再び動き出す。CIA局員のヘザー・リー(アリシア・ヴィキャンデル)はボーンがまだ愛国心をもっているとし、ボーンをCIAに引き戻すことを局長を含めた上層部に提案して受け入れられる。ボーンは元局員のマルコムを追い詰め、ボーンの父親がトレッドストーン計画を作ったが、息子のボーンが参加者となることを知り、息子を守るためにトレッドストーン計画の暴露を示唆したことから殺されたことを知る。ヘザーはボーンにCIA局長の新しい計画であるアイアンハンドの存在を明らかにする。ディープドリーム社のシンポジウムにてヘザーはボーンと協調行動をとり、局長の刺客はディープドリーム社CEOを暗殺しようとするが、ボーンにより未遂に終わる。ボーンはCIA局長と対峙する。32人を暗殺し、アメリカは平和になった、CIAに戻って来いと局長は言い、ボーンはできないと答える。直後、飛び込んできた護衛の協力によりCIA局長にボーンは殺されそうになる。そこにヘザーが現れ、局長を射殺する。ボーンは自分が殺したことにすることをヘザーに示唆する。残った刺客は警察車両を奪い逃走、ボーンも車を盗み後を追う。そして一般市民を巻き込みラスベガスの街を破壊するカーチェイスの後、ボーンは刺客と直接戦うがボーンが刺客を殺害し勝利する。ヘザーはCIAに戻ることをボーンに勧めるが、ボーンは考えてみるとだけ答える。ヘザーが車に戻ると、ヘザーがボーンをCIAに引き戻すことに失敗した場合は、ボーンを始末する必要があるとヘザーが上層部に明言していることが録音されている再生機がボーンによって置かれている。ヘザーはボーンにしてやられたのであった。
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