リッジスカイウォーカー

ジェイソン・ボーンのリッジスカイウォーカーのネタバレレビュー・内容・結末

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

やってくれたぜ!ポール&マット!!
期待通りの続編!!
我らがジェイソン・ボーンが帰ってきたっ!!

シリーズ予習しといて良かったよε-(´∀`; )
これから観る方は、前3作、予習必須です!!
120%楽しめないし、ストーリー、ボーンの心理に入り込めません!!

完全ネタバレ含みで書きますので、まだ映画観てない方は、そっ閉じしてくださいm(_ _)m







新章ということですが、紛れもなく続編で良かった。全然関係ない話が展開されたらどうしようかと、少し思ってた。特にこれだけ年月が経ってるとね。。

パンフを今読み終わったけど、そんな心配は何もなかったことがわかった。

アルティメイタム終わった後から続編を作る意向があって、僕らファンを見て作られたのだから、そりゃ期待を裏切らないデキになるね。

あの終わりからどういう風に続きを作るのか。
僕の焦点は常にそこにあった。
まぁそりゃさらに過去に戻るしかないわなw
奇をてらってなくていい。
それに親が関わってる。
分かりやすいww
ボーンがまた真実を探す旅に出る、またとない理由。

ニッキーとバイクで逃亡中、作戦員がスナイパーライフルを向けて、狙撃までのカウントダウンがされる中、「頼むからニッキー殺さないで〜。頼むから。。」の祈りも虚しく射殺(´;ω;`)
ぐぅ。。
じんわり重要な役どころになってきただけに寂しさ全開。
しかし、これがボーンの行動の決定打になるであろうと察せるので、これまたわかりやすいw

父親の行動の真実が明かされる緊迫の場面から逃げるところは凄かったな。
運も絡んだあの場面は、今作で一番好き。
ほんの5秒くらいだけど、すごいスタントだった。

ベガスの講演会での鬼ごっこは、緊張感ハンパない。追われるもの追うもの、三者入り乱れての壮絶な場面。

スナイパーの銃撃をどう防ぐのか、そこもリアリティがあって素晴らしい。

ボーンはいつもその場にあるもので咄嗟に機転を利かせるので、見ていて心地いい。

ボーン目線のカメラワークが好きなんだけど、今作でもしっかりあってニンマリですよおお。

ボーンの一番好きな肉弾戦が少なめなので、これは最後にあるかな?と壮絶なカーチェイスを見ながら思ってたらやっぱりあったヽ(*^ω^*)ノ

トンネル?地下道?なので、あんまり日常的なものがなかったから、そこは残念だったけど、しっかりボーンならではの見せ場を最後に持ってきたのは、ファン心理を分かってるね( ^ω^ )

そういえば、カジノのスロットマシンのレバーをぶっこ抜いたり、ディソルトの家ではイスを壊したりして、ピンチを切り開くツールにしてたから、また見返せば発見あるかも。

初っ端のハッキングからスリリング&テンションが途切れないスピード感ありまくりの展開で、ラストまであっという間!!

ボーンの記憶補完がついに全部された分、今作が私的に一番面白いなと思った。

FaceBookのようなソーシャルメディア企業をストーリーの中心に置いたのもGood。スノーデンのことも踏まえ、情報化社会の闇を照らしたバックグラウンドも自分好みを後押ししてるかな。

まぁ、ポール・グリーングラスの作る作品は、毎回好みです。
現実に起きている社会的な背景を軸に展開される、リアリティのある映像。

次回作も期待しちゃいますね。

個人的には、CIAに復帰する含みのある終わり方でも良いかなと思ったけど、ブレないボーンの姿勢に、参りましたって感じ。

シリーズとしてはこれで終わった方が良いかな。

もうトレッド・ストーンを深掘りするのは難しいでしょう。コジツケになりそう。

孤高に記憶を探す旅がボーンの面白さであって、その苦悩を一緒に体験できなければ、それはもうボーンシリーズではないからね。

拍手喝采!
大満足でしたっ!!
IMAXで観て、迫力も没入感も満点でした!
最高〜*\(^o^)/*