たっちーさん

バースデーカードのたっちーさんのレビュー・感想・評価

バースデーカード(2016年製作の映画)
3.5
人の数だけ、物語がある。



クイズが好きな紀子は、小学校でクイズ大会の代表に選ばれるも、それを良しと思わない女子達から嫌味を言われ、一言も言えないまま大会が終わる。

帰り道、「自分は脇役でいい」と言う紀子に、母の芳恵が慰めるも納得いかず、「じゃあママは希望通りの人生送れてる?」と言ってしまう。

芳恵は重い病気にかかり、この世を去ってしまう。

しかしそれから毎年、紀子の誕生日に母からのバースデーカードが届くのだった。



その人には、その人の物語がある。

その物語では、その人が主人公である。