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バースデーカードのcandypocketのレビュー・感想・評価

バースデーカード(2016年製作の映画)
3.8
母でも子供でもない自分はどちらの思いで見るかなと思ったけど、どちらにも感情移入できた。
どんな思いで書いたんやろう。どんなに熱い想いがあっても、自分のいない世界で成長していく我が子。そこに残される文字での想いに胸が張り裂けそう。
17歳のバースデーカードで母のルーツを知る事となった。未来にはいないけど、過去のママの話に確かなママの存在感を実感する。
年数を経て、手紙を読む時の心境の変化や、終わりを迎える物悲しさもあって、手紙を読むのが負担となる紀子の気持ちも考えちゃう。
キャストの意見もたくさん反映されてるって聞いて、この作品に対する思いもひとしおでした。
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