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バースデーカードのayのネタバレレビュー・内容・結末

バースデーカード(2016年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

母と娘の物語。

全部観てから、あぁこういう始まりだったのか、このシーンはこういう大事なシーンだったのかって見終えたあと、すぐ見返した。

宮崎あおいのおちゃめで優しいけど、ちょっと強がりな母。クイズ大会後にママが「ごめんね…」って切なく言ったのは心痛くなった。
屋上でのパパとの会話も辛かった。
ユースケ・サンタマリアの言葉数の少ないながらも、家族を支える良いパパだった…。

小学校時代の紀子を演じた篠川桃音ちゃん。ママはもちろん、家族の前では何でも素直に答える明るく元気で可愛くてママ大好きなんだなぁって凄い伝わる。でも、学校では空気のような紀子。その切り替えが上手。もっと評価されるべき子役だと思う(;_;)!!!

愛ちゃんが演じる紀子もキャピキャピしてる学生ではなく、冷静でしっかりものの紀子。でも、毎年楽しみにしてたはずのバースデーカードに予定を狂わされてる!!!って反抗的になった紀子にはビックリした。愛ちゃん自身がそうしようと提案したと書いてあって尚ビックリ!!!

あ、紀子も"素直な良い子"じゃなくて、モヤモヤして怒ることあるんだ…って。


ママは、サプライズが多い。やられた…って事が多い。粋なことするなぁ本当に。
そして、過保護や溺愛ってワードではない愛の伝え方。優しい声。
最後の手紙がまさかのまさか!!!
……いい終わり方だった。


けど唯一、気になったのは、歯磨きして歯茎が血だらけになってしまったはずの紀子の歯ブラシが真っ白だった事(笑)
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