このレビューはネタバレを含みます
終始涙無しでは観られない本当に感動作でした。宮崎あおいさん演じるお母さんのシーン、台詞になる度に泣いちゃいました。いつも、このレビューでは小賢しい感想をいっちょこまえに語らせて頂いてるのですが、本作については何も言えません。
…と、思ったんですが、やはり書かせてもらいます!!
二度と会えない子どもたちにむけて、二十歳になるまでの"バースデーカード"を書いた芳恵(宮崎あおい)。あれ、本当にお父さん宗一郎(ユースケサンタマリア)も相当辛かったですよね。それでも、妻・芳恵に「手紙を書いてくれ、今の気持ちでいい、正直でいい、たとえ一行でも、もらったら嬉しいかもしれない、どんな風に育ってるかなんてわからないんだから」って言うじゃないですか…あのシーンがね、本当にグワッァァァあってきました。
バースデーカードってのが良いですよね、手紙ってやっぱり"あったかいなあ"と思えました。
人生に悔いがない…なんて、言うと嘘になるかもしれませんが、今が幸せだと言える人生を送れる大人になりたい、またそれを自分の子どもに堂々と言えるようになりたいと思いました。