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ジュリエッタのoqmrのレビュー・感想・評価

ジュリエッタ(2016年製作の映画)
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アルモドバル、または仰々しい美しさのパワープレイの匠。劇中において一般的な核家族は存在しない。ボアの父親は不在だし、父親は外国人介護人を溺愛する。見えない故に不安が翳る自分と家族の運命。「親子だから」とか「家族だから」とか「付き合ってるから」云々の形式は何の実際的な力も持たないの。それにしてもジュリエッタの子どもの頃の親友の服が良い。
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