アルモドバルまつりをしようと思い立ったのと並行し、『母は不幸しか語らない』を読んでいて、物語の設定がそこで語られたエピソードと重なる部分があった(偶然)。理解できない親と子、子が親になることで見えて…
>>続きを読むなんてことない公園や、若者が集まるような場所で一人たたずむ中高年の方をたまに見かけるけど、そんな人たちに焦点をあてたかのような映画。
誰にでも映画的な人生があり、結末がある。そんなことを教えてくれ…
心理描写が素晴らしい作品。ペドロ・アルモドバルの他の作品も好きな作風で、私としては、新作が、待ちどうしい監督です。何故か、スペインの映画は魅力ある作品が多く感じます。まー日本と違うところは、性に対し…
>>続きを読むアルモドバル監督の長編20作目であり、お得意の女性映画で母娘ドラマ。
ノーベル賞作家アリス•マンローの短編小説3作がベースになっていて、監督がそれらを1本の作品で纏め上げたオリジナル脚本。
いつも…
ペドロ・アルモドバルの魔術来々。希望を象る檸檬色と血のような深紅が木霊する。絶えず炙り出されるのは、大切な人間が何も言わず自分の人生から消える哀切の深淵と、原色の煌めき。女性より強いのは宿命だけなの…
>>続きを読む