なんてことない公園や、若者が集まるような場所で一人たたずむ中高年の方をたまに見かけるけど、そんな人たちに焦点をあてたかのような映画。
誰にでも映画的な人生があり、結末がある。そんなことを教えてくれ…
心理描写が素晴らしい作品。ペドロ・アルモドバルの他の作品も好きな作風で、私としては、新作が、待ちどうしい監督です。何故か、スペインの映画は魅力ある作品が多く感じます。まー日本と違うところは、性に対し…
>>続きを読むアルモドバル監督の長編20作目であり、お得意の女性映画で母娘ドラマ。
ノーベル賞作家アリス•マンローの短編小説3作がベースになっていて、監督がそれらを1本の作品で纏め上げたオリジナル脚本。
いつも…
ペドロ・アルモドバルの魔術来々。希望を象る檸檬色と血のような深紅が木霊する。絶えず炙り出されるのは、大切な人間が何も言わず自分の人生から消える哀切の深淵と、原色の煌めき。女性より強いのは宿命だけなの…
>>続きを読むスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督が、カナダのノーベル賞作家アリス・マンローの小説を原作に、一人の女性の波乱に富んだ半生を描いたドラマ。
マドリードに暮らす美しく洗練された中年女性ジュリエッタ…
このレビューはネタバレを含みます
ジュリエッタは列車内で自分の前に座り話し掛けてきた男を警戒し席を立つ。この行動は至極当たり前のことだと思うのだが、その後、その怪しげな男は列車に身を投げて自殺する。ジュリエッタはその死が自分のせいで…
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