ジュリエッタの作品情報・感想・評価・動画配信

「ジュリエッタ」に投稿された感想・評価

jun

junの感想・評価

3.4
記録

狭い範囲の人間模様、皆んなが皆んな他人に依存しすぎ。
ベアが眩しく見える!!
そりゃ逃げたくなるわ。
Tinscow

Tinscowの感想・評価

3.8
昔の昼ドラを100分に凝縮したような怒涛の展開のヒューマンドラマ。
女の辛く苦しく悲しい人生、アルモドバル監督はほんとこういうの描くの好きだなー。
観ているこっちもいい具合に苦しく切なくなった。

ラストは、、うー、ここで終わりか、、というなんとも煮え切らない感が残る。
でもあえてここで幕を降ろす。映画館で観たらけっこう引きずってたね。

アルモドバル作品て、重い内容でも、映像が色鮮やかだからあまり暗く感じない。
この作品もスイスの色鮮やかな景色やスペインの街並みがそうさせる。
まさにアルモドバルマジック。
ペドロ師匠からはじめてみました
良いスタートです
水を飲むシーンがなんか残りました
みながらのどもかわいてたしなんか
ジャケットでバレてるけど良いシーンだなと思いました
mam

mamの感想・評価

2.2
アンティアは勝手。
でも母の子を想う気持ちは同じ

冒頭の荷造りでは、坂本龍一の本が...
甘味

甘味の感想・評価

4.1
罪悪感がもたらす悲劇。アルモドバルの新境地だな、これは。
どんなに重い内容でもカラッとドライに仕上げるいつもの作風とは明らかに毛色が違う、悲哀と美しさに満ちた佳作。

登場人物の女性たちに感情移入しすぎて身につまされて仕方なく、かなり引きずってしまった。
観終った後も、ジュリエッタと娘のアンティアの事や、アンティアと親友の関係、夫と愛人、ジュリエッタの両親、そしてこの物語のその後について等、色々ずっと考え続けている。

罪の意識に囚われるのは優しいからこそ。だからつらい。心優しいが故に引き起こしてしまう悲しい運命。

親子って、人間って、難しいな…

このレビューはネタバレを含みます

いやそうはならんだろ、いやもうちょっと話し合おうよ!などと観ながらちょいちょい突っ込みたくなっちゃったけど、観終わった後はスッと腑に落ちた感じ。
他人の気持ちを考えましょうとは簡単に言うけれど、あれだよね、自分がその立場に置かれないとどうしても理解できないことってあるよね。ジュリエッタは母親のことで父親を恨み、自分が母親になってからは夫のことで娘から恨まれた。アンティアは母親を捨てたけれど、後に息子を亡くしたことで子を失った親の気持ちを理解できた…。本当の意味で理解し合えたからこそ、母娘は和解への道を見出だした。そういう希望の持てるラスト。アンティアとショアンの手紙の書き方が似てるのが素敵(明確に「来い」とは言わないけど住所はしっかり書いて、暗に「会いたいよー」っていうのを匂わせる感じ。なんかかわいい)。やっぱ父娘ね。

何か悪いことが起きると誰かのせいにしたくなっちゃう気持ち、誰でも一度は感じたことあると思う。誰のせいでもないのよって言葉が真理なんだけど、幼くして初めての大悲劇にぶち当たったアンティアとしてはどうしても受け入れられない。結果彼女は父の死を止められなかった母と、何も知らずに楽しんでいた自分を恨む。彼女が過去を捨てて逃げた理由には、母親を憎んでしまっている自分への嫌悪もあったのかな。
最初に書いた通り、もっと母娘で話し合ってれば、アンティアがちゃんと自分の気持ちを吐き出してたら…とも思うんだけど、それもまだ幼かったアンティアが鬱病の母を支えなければならなかった=本当の意味での子どもではいられなかったわけだから無理だったんだよね。「大人に見える」娘に甘えて彼女の心の闇から目を逸らしたという点ではジュリエッタにも非があるのかも。
誰にも相談できないままちょっとずつ病んでいく心に思春期特有の不安定さが燃料になって益々壊れていき、そこへ丁度いいタイミングであなたも信仰を見つけて救われましょうとか言ってるちょっと怪しげな団体と出会ってしまい、結果全てを捨てて出奔という色々とすっ飛ばした選択をしてしまったと…。 こう解釈すると永遠の16歳である私としてはなんとなく共感できる。そう、これって10代の子が見るか、子育て末期のお母様方が見るかで視点が変わってくるかも。あとこの「昔からのモヤモヤ+思春期+怪しい団体=失踪」て流れは『アメリカン・バーニング』って映画でも見たなーと閃いた。(あっちは父娘だから余計に拗れてた)

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★2 終盤★2

『トーク・トゥ・ハー』
で苦手になったアルモドバル作品を久しぶりに鑑賞。

色彩(生命、情熱の赤が特に印象的)や映像感覚はビビッドで良いなと感じますが、
やはりこの監督が描く男女観には
どうにも嫌悪感を抱いてしまう。

物語の構成や魅せ方は良かったし
全然退屈はしたかったけど
それほど刺さらず。

『トーク〜』の“昏睡状態”、
『オール・アバウト・マイ・マザー』のような“母親(女性)像”、
今作には監督の過去作のテイストが少し見受けられますが、
ある種の一貫したテーマ性(生(性)と死等も)でもってモノづくりをしているのだろうか?
苦手なんでそんなに作品数を観てないので分かんないけど…!?

今作はジュリエッタの半生を描いており、
その中でも取り分け問題なのは娘アンティアとの軋轢。

この問題解決に至った理由が
“業(カルマ)”とでも言うのか
劇中で語られる
“報いを受ける”ってことなのか…?

ちょいちょい日本のテイストがあって、坂本龍一教授や日本のニュースとか、アルモドバルは日本好き?

日本語には“慮る”というステキな言葉がある。
意味は“あれこれと思いを巡らせ、深く考えること”。

アンティアがこの言葉を知っていればそんな因果な出来事がなくてもジュリエッタとの関係の修復はもっと早く出来たはずで、
そして監督もこの日本語を知っていれば取ってつけたようなドラマチックな出来事を起こさなくても良かった訳で。。。

映画的といえば映画的な締め方、
しかし日本の侘び寂びを少しでも意識してアルモドバルがモノづくりをしているのなら、
もう少し古き良き日本文化を勉強してもらいたい!
って気持ちにもなったけど、
アルモドバル苦手意識が
ちょっと和らいだと感じる作品ではあった!

2019年448本目
茅野

茅野の感想・評価

5.0
母娘ものによわいからかだばだば泣いてしまった、めっちゃいい。コンパートメントでセックスするの凄い
凄く重い感じの人間関係、特に親子の。

ペドロ・アルモドバルの作品って何かしら特徴的で重い感じのものが多い気がする。この作品もゆっくりと人間関係の様子を描いているようだ。
でもこの作品にはあまり興味を持てなかった。突飛すぎるというか。
重いので元気で時間がある時にどうぞ。
ざべす

ざべすの感想・評価

3.5
映画に流れる雰囲気は好みなのですが、独善的で自業自得な主人公の性格がキツくて…

そういう彼女の人生を眺める映画なので作品の質は悪くはないのですが…
作中で彼女が周りの人間から好まれない傾向にあるのですが、観ている自分も同じ気持ちでした。
「決定的に悪い人ではないけど、彼女に善意を働いてもムダなので出来るだけ自分からは近づきたくない」

しかも娘も同類かいッ!
映画は美しいし、描いていることも充足できるぐらい良かったのですが、イラっと度で自分の「好き」☆が減るという。
いや、でも他の監督の作品も追いかけていきますぜ!
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