自滅、屈折、創造、そして進化。
何やらヤバそうなエリアを探索するサバイバル系かと思いきや、後半は小難しい哲学的SFとなる作品。
ワケあり女子チームにはそれぞれ共通した衝動があるがこの謎に包まれた空間シマーではそれが許されない。
荒廃したようでそこでは創造と進化が繰り返される。
不気味なんだけど、どこか神秘的で近づいてはいけないはずなのに近づきたくなる。
前半に新鮮さはないが、後半で一体これは何が起こっているんだ!?とこの世のものとは思えない光景に唖然とする。
この終末しか見えない終わり方は好きでしたが、何より説明不足で理解が追いつかない。
気になるのはここからなのに!というラスト。やはりこの監督だったか…。