さまんさ

アダムズ・アップルのさまんさのレビュー・感想・評価

アダムズ・アップル(2005年製作の映画)
3.3
マッツの母国映画出演作ですんなり理解できた作品一つも無いんですが、
これはまだ理解が少しはできました。

なんでそこでその女とセックスしようと思ったんや!とか
なんで人死んでるのにそんな反応薄いねん!とか
なんでそこでこの人殺す必要あるんや!とか
分からんことだらけで、受け止めきれないことが多かったデンマーク映画ですが、
聖書や試練と許しなど、起承転結の手がかりになるものが散りばめてあったので、なんとかラスト、ポカーンじゃなくて良いくらいにはついていけました。

予測もつかないキャラクター造形やストーリー進行でしたが、
おいおいその理由も説明されるし、
北欧映画にありがちな胸糞エンディングを予想してたらそれも覆されるしで、
私は割と好きかもしれないです、この映画。