shinobu

SING/シングのshinobuのレビュー・感想・評価

SING/シング(2016年製作の映画)
4.3
サイッッッッコー!

もーどっからこの作品の魅力を伝えたらいいんだろうか…

まずなんといっても素晴らしい音楽かな。(明日は吹き替えバージョン観よう)
既存のポップミュージックを使っているので元々良い曲達ではあるんだけど、ちゃんとキャラクターにあった選曲になっている。
(そりゃ、髪の毛が立てばパンク風な曲歌うだろーし、お前はマイ・ウェイ歌うだろーな!)

そして、登場人物ほとんどが所謂いい奴ではない。きみとぼくと変わらない普通のやつだ。
そして、最後まで良い奴にならなかったりするのも良い。

ただ、共通して言えるのは音楽をずっと好きだって事。
主婦になって家事に追われ好きな事なんて何一つ出来ない。

人知れず(豚知れず)抱えた夢をショッピングセンターで爆発させるシーンに涙。人知れず(豚知れず)抱えた思いを見届けてくれてる人がいて良かったね…ぐっすん。あの、粋な台詞に泣き笑い。

あと、最初の方に出て来た三日月が、後半にどうなるかも見逃せないし。

どん底に落ちた支配人が新たな事業を始めるシーンの馬鹿らしさと愛おしさに泣き笑いするし。

そして最後の歌のシーンなんてほぼ笑顔で泣いてた。

あの後はどうなるかも分からないけど、秘めた思いが報われたシーンに涙涙。

あいつら嘘ついたし、イカサマしたし、甘えん坊だし、引っ込み思案で、暗くて、みんなそれぞれ問題があって最後まで変わらなかったりするんだけど、そこがまた良くてさ。

あいつら仲間かと思ってたら、勝手に大人になんかになりやがって!とは誰も思わないでしょう。

いや、そりゃみんな生まれつき歌が上手いのずるいけど 笑

あと我らがきゃりーぱみゅぱみゅちゃんの楽曲が使われ嬉しいー!ってなったけどあーゆー感じなら使わんでいいかな。
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