木村

SING/シングの木村のレビュー・感想・評価

SING/シング(2016年製作の映画)
3.4
日頃から歌いたいという欲求を強烈に抱いている者たちが主人公主催のオーディションに集い、話が始まる。
せっかく選ばれたけども、主婦業との両立であったり、就きたくない父親の仕事の手伝いであったりとアニメーション映画とは思えないリアルな壁が立ちはだかる。
もちろんアニメーション映画としての軽快さもあるんですが、そこには視聴者側も感情移入して応援してしまう生きたキャラたちがいました。動物という括りを忘れてしまうほどに物語に没頭して、動物かわいいと和みながら観ている暇はなかったです。
はじめは不安だった声優にプロの歌手を採用しているところも(吹き替え版)、この作品には合っているし歌のシーンに迫力がでており良かったです。
木村

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