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ゴッホ~最期の手紙~のRのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい作品
ゴッホへのリスペクトと愛が感じられる。
オーデションで選ばれた125人の画家によって作られた作品で、最初は目が疲れると思ったけどよく見ると表情や動きが本当に細かく、ゴッホの世界、時代に飛び込んだようなそんな体現してる感覚になっていた。
ゴッホの闇が描かれている、
ずっとゴッホは自殺したと思っていたけど、この作品を見たらそうではないと思えた。でもゴッホは他者に撃たれとしても死の人生も受け入れてしまったのであろう悲しみを強く感じ、刺さる
8年間で800の絵を描いても生前売れたのはたった1点、テオの援助を受けながらもなかなか認められず苦悩は相当なものだったのだろう。生前もっと早く評価されてたら人生変わっていただろうな
でもあの作品たちはその苦悩と共存していたからこそ生まれた傑作なのかもしれない。画家は死んでも絵は残り生き続け後世に残り人々の目に触れる。ゴッホの言葉「作品で人々を感動させ 深く優しく感じていると言われたい」8年間は無駄じゃなかったことを証明した。作品、芸術は生きた証、人生そのもの、それを失わせたくなくてテオは貧困なのに援助していたと思うと泣ける。
ストーリーも良かったし、時間もかかっただろう絵画のアニメーション、見た後寂しさが襲ってくるのだけど、心に残るドキュメンタリーのような作品に出会えた
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