ベン・アフレック主演のドラマ要素強めなアクション。
優秀な会計士が実は凄腕の暗殺者という裏の顔を持ち、犯罪組織の企みに立ち向かう物語です。
ストーリーを単純化したアクションが流行する中、一捻りある設定で差別化を図ったのが良く、ベン・アフレックの仏頂面も役柄に合っていました。
しかしアクションに対する過度な期待をしてしまったせいで決して悪くない質の格闘シーンに喜べず、その場面自体の少なさを物足りなく感じてしまいました。
今作を「ジョン・ウィック」や「イコライザー」の並びでオススメするのは、作り手と観客の双方が不幸だと思います。
