超人的な計算能力で依頼を解決していく敏腕会計士クリスチャンウルフ。しかし、それはただの表の顔で…
新バットマン役や『アルゴ』の監督などでお馴染み
!!ベン・ア(ゴ)フレック!!
主演の殺し屋アクション映画。
監督は名作『ウォーリアー』を生み出した
!!ギャビンオコナー!!
アゴ好きだしフリーパスなので仕事終わりに鑑賞。
クリスチャンウルフ。
職業:会計士
最近の殺し屋市場はおっかない。
そこら辺の娘を攫ったと思ったらパパが容赦なく敵を殺すマンだったり、
車くれないおっさんの飼い犬殺したらそいつが伝説の殺し屋マンだったり、
ホームセンターの優しそうなおじさんが元CIAの殺すマンだったり…
そして今回は
敏腕会計士だと思って雇ったら裏の顔が最強几帳面殺すマンだった！！(語彙力)
もうどこに殺すマンが潜んでいるのか分からない世界なので悪いことはしないに限りますね。
さて、内容はというと案の定薄い。
高機能自閉症を持った主人公という設定や、会計士という普段あまり焦点を当てられない職業が題材だったためそこを描く前半はなかなかに面白い。
しかし後半はキャラの無駄遣いと帳尻合わせが目立ち、
｢いやいや、それは予想どおり過ぎませんか…｣
とゲンナリしてしまったのは認めざるを得ない。
アクションも結構いいが、二番煎じの香りが…
思い切って死体と敵の数を損益計算書で例えるくらい振り切って欲しかった
主演のアゴレックははまり役。
いつも死んだ魚のような光を失った眼が特徴なのでこの役柄は天から与えられたようなものだ（笑）
更に高機能自閉症のキャラを活かせればシリーズ化してもおかしくないオイシイ設定ではあるが今作では100%出せた印象はなかった。
ヒロインは『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナケンドリック。
残念なお知らせですが、歌いません。
目の保養要員であって正直プロットにあまり絡んでこないのが残念。
あとは『セッション』のJ.Kシモンズや『ウォーキングデッド』のジョン・バーンサル等の濃いメンツが脇を固める。
よく考えるとアメコミ俳優が多いな…
まぁ最近よくある
"実はめっちゃ強いんでっせ"シリーズ
の中では凡作な印象。
アフレックはバットマンの脚本執筆にもっと集中するべきかな？
殺しまくる系映画が観たい方、クールなベン・アフレックが見たい方、そして会計士を目指している方にはオススメの作品(大嘘)
