Sachiko

レゴバットマン ザ・ムービーのSachikoのレビュー・感想・評価

4.0
試写にて字幕版鑑賞。
今まで人の力を借りずひとりで戦ってきたバットマンが、無理やり(?)協力してくる仲間とドタバタを繰り広げながら宿敵・ジョーカーと闘い、少しずつ仲間を大切にする気持ちを芽生えさせていくストーリー。

昔からLEGOのポップな世界観が大好きなので、全編通してとても楽しむことが出来ました!
思っていた以上にオトナも楽しめる作品で、
皮肉たっぷりなセリフ、様々な音楽や映画のオマージュ(某呪文が唱えられたときには爆笑!)がたくさん。
バットマンが「ヒーロー」ではない(=いわゆる「ぼっち」)側面にスポットライトが当てられていたり、よくわからないジョーカーとの絆が生まれていたり、良い意味でツッコミどころだらけ。凄く楽しかったです。

特に私が大好きな「ある曲」、そしてその曲の「一節」がストーリーの核となっていたことに感動してしまいました。
少しずつ仲間たちと絆を育んでいくさまは、LEGOでつくられたキャラクターが可愛すぎるのもあいまってジーンと来ます。
これからは実写のバットマンすら愛おしく思えてしまいそう。

ただ、バットマン・DCコミックスの背景知識が必要であること、字幕版は「ザ・アメリカ」(シニカル)な笑いの要素がかなり強かったこと…日本でどうなるかな?と感じました。
なので吹替え版にも大いに期待!早く観たいです。
Sachiko

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