Runa

アスファルトのRunaのレビュー・感想・評価

アスファルト(2015年製作の映画)
4.1
今作は、落ちぶれた女優と男子学生、気のいいおばさんと宇宙飛行士、こ汚いおじさんと看護師の間に起こるちょっと不思議な、でもステキな数日間のお話です。

場所がまた、フランスといえど薄汚れた団地というかアパートメントなんです。でもそれが余計に身近に感じどこかで実際にありそうな雰囲気を醸し出してるように思いました。

どのストーリーを見ても言えることは、それまでネガティブだったり、イラついてたり、生活が乾いてしまっていても偶然意図しない出会いにより心がほんの少し温かくなり気分が少し高揚し人生が潤ってくるんです(^^)

まあ宇宙飛行士が空から落ちてくることは絶対あり得ないとは思いましたが(笑)でも二人の会話にはホントほっこりします。

私は、映画「人間の値打ち」に出演していた女優ヴァレリア・ブルーニ・テデスキに注目して今作を観たので、こ汚いおじさんと看護師のストーリーに注目しました。恋する人の元へ必死で…のおじさんの姿にキュンときました〜!
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