アスファルトの作品情報・感想・評価

アスファルト2015年製作の映画)

Asphalte/Macadam Stories

上映日:2016年09月03日

製作国:

上映時間:100分

3.8

あらすじ

フランス、郊外のとある団地。車椅子生活を送るハメになったサエない中年男と訳アリ気な夜勤の看護師。鍵っ子のティーンエイジャーと落ちぶれた女優。不時着したNASAの宇宙飛行士とアルジェリア系移民の女性。寂れた団地を舞台に、孤独を抱えた6人の男女に予期せぬ出逢いが訪れるー。

「アスファルト」に投稿された感想・評価

yoeco

yoecoの感想・評価

3.3
フランスの冴えない団地を舞台とした群像劇。ユペールは主演という感じではなく、3つのオムニバスの1つのキャラクターという感じ。シャルリ役の子、眼差しが気になる。これからもっと出てくるかな?
Mai

Maiの感想・評価

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No.27 /4000

宇宙飛行士とおばあちゃんのやりとりが好き。私もクスクス食べてみたい。
おね

おねの感想・評価

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フランスの男子は大人だ。
最初は謎の人物マイケル・ピットが、まさか空から降ってくるとは。
自由でユルい設定が心地よし。

これは無機質なアスファルトに降り注ぐ雨。
灰色の地面が色づくように、徐々に徐々に心に染み渡る。

決して押し付けがましくない、寄り添うような優しさを描いた映画。
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.7
フランスのボロい団地を舞台にしたお話。シュールなコメディだなと思って観始めたら、最後には心が温まっていて、不思議な魅力を感じる映画でした。エレベーター修理に一人だけ反対した男に訪れる運命は、彼にとっては悲劇だけど笑えました。間や繋ぐタイミングが絶妙で面白かったです。
Berry

Berryの感想・評価

3.7
切り取られる風景がきれい。
宇宙飛行士との掛け合いが、笑えたしほっこりした。
大好きすぎる..!!

イザベルユペールって毎回思うんですけど、インパルスの板倉に見えてきません?

そんなことはどうでもいいんですけど、この映画凄く好きです
群像劇なのも良いし、コメディなのかなんなのかほのぼのとした空気感も良いですね
(ほのぼのとしてるけど、どこか冷たいのが最高!)

マイケルピット目当てで鑑賞したのですが、彼ももちろん他の役者さんも味があるし、エレベーターの話なんてジワジワ笑えます

そして劇中にたまに聞こえるゴーンっていう不気味な音
そういう演出も溜まりません!

ほかにこの映画に似てる感じの作品があったら教えて欲しいです!!
ninjiro

ninjiroの感想・評価

4.0
僕は独りでいる時間を大事にしてるんだ、と堂々と言う人より、やっと独りになれる時間があるとホッとする、と控えめに言う人の方が好感が持てる。そういうこと、なのかも知れない。

序盤、少年シャルリが部屋で独りの時間を持て余し、定時がやっと来た頃を見計らって自転車を担いで団地の階段を降り、ふわりとペダルを漕ぎ出し、道路を走り出すと共に広がる屋根の低い街並み、その上に垂れ込める曇った空、中立に流れるBGM。ああ素敵だな。この空、この街、この気持ち。ああ映画だな。でもこれは私と貴方の物語。開幕僅か5分、もうここでガッチリ掴まれてしまった。

一人の人間、独りの人間、冒頭に双方の背景が描かれる。一人の人間には当然の如く多数の人間の背景があって、独りの人間の背景には誰かにも認められない誰かの存在がある。

人が一人ただそこにあるというだけでも、その背景には分厚いドラマがある。俯瞰してみれば何でもないことでも、その時点に至るまでの過程とこれからの行程はその人の姿にしか刻まれない。彼ら自身はそれを取り立てて問題ともしない。問題にするのは、私達だ。その問題を、彼らごと愛するのかそうでないか、望み・望まれてもいないのに、全ては私たちに委ねられる。

彼らは孤独に関する解釈を、何一つ残さない。宇宙空間での極限の孤独にすら言及しない。伝える相手がやっとその隣にあっても。
開幕40分、孤独や本音を伝えられる相手に出会えるのは人生の何合目だろう。じわじわと映画は多数→独り→ふたりと、置いた筈の定規その基本値をツルツルとずらしながら、誰か抱擁する相手を探す。君の孤独に向き合いたい、僕の孤独を探したい。僕の孤独を放り出せる程の何か、それは皆、知ってる筈なんだ。

ashes to ashes.
トム大佐の言葉、そんなのは嘘っぱちだったんだよ、なんて言えるような、そんな大人に、私はなりたい。
桃龍

桃龍の感想・評価

4.5
ホンワカした感じ、宇宙飛行士との食事シーンが何とも良い感じ。
イザベル・ユペール主演の不思議なフランス映画だった。

ある団地のエレベータが壊れて住民集会が行われる。エレベータ故障が頻発しているので大多数の住民はお金を出し合ってエレベータ交換に賛成するのだが、反対する男が一人。「自分は2階に住んでおり、エレベータ使わない。だから金を払いたくない」と主張して、結局、その男は「支払いしなくて良いから、エレベータは絶対使わない」と約束させられる。
しかし、その直後に足を傷めて車椅子生活。2階といえどもエレベータが必要な状態となる(笑)

そんな時、アメリカNASAの宇宙飛行士が、なぜかこの団地付近に落下する。NASAは「そんな失敗が知れたらマズイ」ということで、宇宙飛行士はフランス在住の老夫人の元で2~3日過ごすことになる。
この米語とフランス語で言葉の通じない二人の生活が面白い。

更に、女優をしているジャンヌなる女性(イザベル・ユペール)は近隣男子とのコミュニケーションが始まり、ジャンヌの舞台出演の練習ビデオを録画したりする。

そうした3つのエピソードが、ヘリコプターで繋がるあたりが凄い。→何のことか映画を観てみないと判らないと思うのですが…。

なかなか面白い不思議なフランス映画だった。
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