jin

キョート・マイ・マザーズ・プレイスのjinのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

大島新監督のトークショーきいて、大島渚は私にとってこれまでもこの先も一生会える/たはずのない偶像のようなひとなのでその人の矛盾を笑ったり発言に対してつっこんだり、ふつうの子どもが父親にやるみたいなおもむきで、って言ってもあたりまえに子どもと父親という関係性なのだけど、ふたりの間の親しみがわかるそのことば選びがなんだか新鮮でおもしろかった。
私にとってとおいとおいひとのことをさっきまで会ってました〜ってノリで話すのがおもしろかった。大島渚をそんなふうに見てもいいんだ。たしかに京都のこと嫌いすぎて着物で京都の街を見下ろしながら「織田信長になり変わって京都を焼き尽くしたかった」とかかっこよく言った直後ににこにこして京都の伝統的なお祭りで御神輿かついでるのおもろいな。その背反する魅力がいい、矛盾ばっかりでいい。
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