こんなに情動的で個人的な大島渚がいただろうか。Kyoto, My Mother’s Place. 子を産む前の母の面影を探すことから話は始まり、町屋建築に底冷えする暗さを落とす京都の都市考察へ話題は…
>>続きを読む90年代初頭の映像に個人的には大きく心動かされた。
そして大島渚の京都と母に対する思いや距離感がよくわかる。
『飼育』で行われていた小山明子による着物と食料の交換のエピソードはそのまま母が行なってい…
京都への愛憎が凄すぎて、焼き払いたいとまで言い放つが和服着て街を歩いてたりすると、BBCの要望に沿ってる気もする。京都の排他的な内容と京女の習性そして幼くして戸主にさせられた身の上なんか出て来る。複…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
京都の歴史や監督の京都への思いを学べる作品
大島母を呼んで二人の息子の面倒を見させた大島自身も、彼女の束縛に加担してたとこはあったかもしれない
織田信長になって京都を焼きたいとか言ってた割にはノリノ…
このレビューはネタバレを含みます
大島新監督のトークショーきいて、大島渚は私にとってこれまでもこの先も一生会える/たはずのない偶像のようなひとなのでその人の矛盾を笑ったり発言に対してつっこんだり、ふつうの子どもが父親にやるみたいなお…
>>続きを読むめちゃ惹き込まれるのは話す順番が見事なのでしょうな。
口調はそのままでも怒りが沸々としてくるしもし文章だけ読んだとしても名文だろうなという感じ。
江戸のと火事感の違いの話なるほどと思った。
併映の…