きん

リトル・マーメイドのきんのレビュー・感想・評価

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
-
レイトショー&レディースデイで友達と!
ディズニーのストーリーや作画が好きで期待して観たら期待以上!
ストーリーは忘れている部分があったためあぁこういう展開だったかと幼い頃アニメで観た記憶と答え合わせをしながら楽しめた。
深海や人魚の泳ぐ姿が美しくCG凄いな、お金かかっていそうだなと現実的なことを思った。実際、地毛にこだわったためヘアメイクだけで約2000万円、12-14時間かかったと記事で見ておったまげた。
確かに皆がレビューする通り主人公は原作のお顔や髪色とはかけ離れていたけれど、それを凌駕する圧倒的歌唱力で私はそんなに気にならなかった。
目を輝かせながら初めての二足歩行で町を夢中で練り歩くアリエル、置いていかれるエリック王子の構図が可愛かった。2人とも新しい世界を見たいという好奇心旺盛で勇敢な部分が似ていて、物置部屋で肩を並べて世界地図を広げ語り合ったり、星空の下2人きりでボートに乗ったり、次第に惹かれあっていく描写がときめいた。人間になって声が出せない魔法にかけられても、エリック王子を魅了していくアリエルが素敵な恋する乙女だった。エリック王子も勇敢でかっこいい、、1人で崖で歌うシーンも上手だった。
泣いたシーンは全ておとん。娘のために惜しみなく命を捧げるシーン、娘が悪と戦ったため生き返ることができて再会するシーン、娘を人間としてお嫁に出す覚悟を決め見送るシーンが感激。泣かせにかかっていると分かりながらも泣いた(笑)
シングルファーザーで7人の娘を育てながら海の安全も守り、大切な娘だからこそ危険に晒したくない一心で好奇心旺盛なアリエルを厳しく叱る。だが娘をいつまでも縛ってはいけないと気付き、自由な世界へと送り出した偉大な父に拍手。エリック王子側の両親も人魚と人間の婚姻を認め新しい時代を受け入れて素晴らしい。
セバスチャンはカニだったけどいい味出してたしスカットルとのやりとりがずっと面白かった。巨大アースラが怖すぎて笑えた。子ども泣いちゃうと思う(笑)
どれも良かったOSTを聴いて余韻に浸ります。
きん

きん