足が生えたんだよ、アホか。
海中の表現はさすがの映像美で、実写版にした価値を感じる。豊富に登場する海洋生物の姿や動きもコミカルで面白い。
心配してたキャラクター造形も、意外と慣れてくるもので。セバスチャンはもはやちょっと可愛かった。
スカットルは声を担当したオークワフィナのおかけで、言動にアニメっぽさが出てたけど、フランダーだけは、うん、"魚"って感じ🤣笑
ストーリーの本流はほぼアニメ版通りながら、新楽曲を中心に描写が追加されたり、シチュエーションの変更などの違いがあった。
新曲もアラン・メンケンのもの?のようで、何の違和感もなく『リトル・マーメイド』の世界に融合できていた。
ハリー・ベイリーの歌声は前評判通り素晴らしいもので、繊細さも力強さも感じる圧巻の歌唱力だった。
人種差別は論外だが、きっとファンが抱く絶対的なアリエル像が各々にあって、批判的意見が出るのは仕方ないね。
素人目線では、確かにアニメ版と"似ている"とは思わなかったし、表情の作り方なんかもイメージとは違う。
とはいえ、完全再現が実写化の目標ではないだろうし、新たなアリエル像を世界に届けた彼女を素直に賞賛したい✨
そっちより問題にすべきことがある。これはもうディズニーの悪い癖なのだろうか、最後の大円団シーンはちょっとやり過ぎ…
もっとスマートにやれば良いのに、これ見よがしに演出しちゃうから、ポリコレ過多とか言われて、勿体無い🤔
映像は綺麗だし、やってることは感動できるだけに、何とか上手いこと組み込んで欲しかった。
MVPは、紫になろうがタコ足が生えようが俳優としての自分を魅せれる(≒自己主張強めの)メリッサ・マッカーシーに✨