このレビューはネタバレを含みます
アリエルのイメージが。とか
セバスチャンとフランダーのビジュアルとか
色々と非難があったけれど
カニとガチ魚じゃないと馴染まないくらい
海の中も演出も何もかもリアルで、納得。
そうしないと逆に違和感があったんだろうな。
アリエルのお姉さんたちの人種がバラバラすぎたのは唯一違和感。
多様性を意識しすぎて姉妹感なさすぎないか?
まぁ、野暮ですね。そういう時代ですものね。
全体的に深い海の中、夜の地上が多く
画面全体が暗いシーンばかりで、
大事なところで明るさや光が引き立つのがとても良い演出だと思った。
アニメのアリエルを完全再現したわけじゃないけれど、あの子は紛れもなくアリエルだったな。
皆が感じる違いこそが逆に現実味を引き出していて個人的にとてもいい実写だったと思う。
人魚と人間の真実の愛の物語が
現実世界で本当にあったんじゃないか。なんて
思ってしまうほど引き込まれたのは
あのリアリティさがあってこそだと思った。