このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃよかった
実写版の中で1番好きかも
アニメ版よりもこちらの方が好きかもしれないと初めて思った
アニメ版だとコックとセバスチャンの話が無駄というか、陸に来てからの話が失速気味だなと感じてたけど
実写版ではそこら辺を見事にエリックとのラブロマンスにしてくれてたから
前半も後半も楽しめた
アリエルが黒人のキャスティングされたことに関して
最初は違和感を覚えたけど
映画を見てたらハリーベイリーが本当にアリエルすぎて好感しか持てなかった
ビジュアルとして似せたわけではなく、
アリエルというキャラクターの要素、
美しい歌声を持ち、
人間界に対する強い興味を持つ女性を見事に演じてくれた彼女は、誰がなんと言おうとアリエルそのもだったと思う。
最後のお父さんのシーンも、不覚にも泣いてしまった。
アニメ版でも結構好きなシーンだったけど
そこに重点をおいて描いてくれた。
歌で言うと、
part of your worldのreprise2は天才すぎる
どうしてアニメでもそれを作らなかったんだと思わされるほどだった
What would I give if I could live out of these waters
↓
What would I give to live where you are
↓
What did I give to live where you are
とアリエルの心情の変化が伝わってきて、切なすぎる
あそこの失恋シーンを見事に描いてくれてた
そうだよね、
ディズニープリンセスの中でもアリエルは好きな人を誰かにとられるという残酷な失恋を経験してるプリンセスなんだよ
スカットルの歌もリンマニュエルミランダ色強くて好きだった
アニメ版の見事な取捨選択をしてくれて、
ポリコレ問題などもありながら
素敵な作品を作ってくれた