久しぶりに映画館で鑑賞。
まず、アンデルセンの原作とはまったく違う話であること。
しかし現代アメリカの願い、みたいなものがしっかりテーマに組み込まれていて、それがとてもよかったと思う。
見てよあの人魚の姉妹たちの多様性。
異なる国に暮らして、異国の人は残虐だ、危険だという思い込みをそれぞれが交わらないまま持っているけれど、実は根本的には同じであること。
エリックとアリエルが、どちらもお互いの国のものを集めていたりね。
原作では、デンマークの、凍った昏い海が舞台だけど、映画ではカリブ海の明るい海。
セバスチャンなんかジャマイカ訛りの英語だし。音楽もカリプソ中心。まあだからアリエルの配役も人種的に説得力はある。
そしてあの悪役、ウルスラが素晴らしい♥️
私いつかあの役やりたい♥️♥️♥️
メリッサマッカーシーは、サタデーナイトライブ出身のコメディアン兼女優で、残酷だけど可愛らしくてチャーミングなウルスラを見事に創ってる。
しかし、アリエル、彼女、食生活どうすんだろ。海辺に住んでるのに、シーフード🦑🦐🦞一切食べられないよね。ベジタリアン?
人魚姫は、すべての童話の主人公のなかで、一番好きなキャラクター。なんてったって自分で決めて、リスクをとって行動しているから。
この映画みたいに、それが報われる世界であってくれたらよいね。
ちなみに最後のシーン、人種的多様性と同時に、ノンバイナリー的な人もいたような。
これからのディズニー映画の課題かもね。