てんやわんや

ブラック・スワンのてんやわんやのレビュー・感想・評価

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
3.6
全ての根源は母親からの抑圧と過干渉な気がする。
性的なこと、食事制限や良い子であることからの解放がそれぞれトマやリリーの存在で、どこからが妄想でどこからが現実かわからなくなっていくのが面白かった。
服の色が白やピンクからだんだんグレーや黒に変わっていく演出も面白かったし、ナタリー・ポートマンは美しい。
最後は完璧な舞台を演りきったバレリーナとしての解放が見事。
母親の部屋の写真や絵が一番怖かった。