くい

ブラック・スワンのくいのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

好き嫌い分かれそうだけどすっごく好みの映画。怖かった、、
人間が追い込まれて何をしでかすかわからない狂気がいい。どんな表情もお美しいナタリーポートマンでした❕ため息

主人公ニナは親の過干渉のせいか超真面目でいい子ちゃんに育ったけど、完璧を求めすぎて自分でも知らない本当の自分をさらけ出せなかった。これって現実でも実は多いよね。過干渉も立派な人権侵害だゾ、真面目な人の爆発が1番こわいんだから、、、

たまに出てくるもう一人のニナは、自分の中の黒い部分で、それを抑えて抑えて限界がきてついにぶっ壊れた。最終的には黒い自分に飲み込まれてしまうわけだけれど、結果としては大成功...?なのか?

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかはわからんけど、最後の演技は誰が見ても完璧だと思うはず。今までの努力を見ると、鳴り止まない拍手の中で目を閉じるなんて、彼女からしたらそれはもう幸せなんじゃないかと...
くい

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