ヤムヤム

冷たい熱帯魚のヤムヤムのネタバレレビュー・内容・結末

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

やっと見ました。
初の園子温監督。

死体の解体作業、楽しそうにやってましたねー(笑)市場のおっちゃんか、開店前の下準備してる居酒屋か!死体解体の手際の良さ!

埼玉愛犬家連続殺人事件をベースに、体を透明にしちゃうとか本当に言ってたのか(笑)事件との共通ポイントがわりとあってびっくり。

小さな熱帯魚屋さんをやってる社本一家。家庭はおそろしく冷えきっていて壊滅状態。近所に同じく大きな熱帯魚屋さんをやってる、人当たりの良いでんでん夫妻と知り合い仲良くなってく社本父。だがしかし、でんでんは連続殺人犯。気づいた時はもう遅い。社本一家の歯車が狂狂回りだしておりましたとさ。

でんでんは噂通り怪演でしたね!サイコパス。ついでにでんでん嫁もサイコパスでした。嫁も嫁(笑)怖いわっ。真面目で内気な社本父の覚醒も良かったですね!吹越さんとっても久しぶりに見ました。ハマってたと思います!

後半の血みどろクライマックスは笑いました。あれ、絶対すべるやつ(笑)他の映画でも床が血みどろですべりまくってるの見て笑っちゃいましたが!

でんでんの楽しい死体解体講座はインパクトありました。肉と骨を分けて骨を焼却する時にかけた醤油。意味不だったけど、消臭なんですね。初めて知りました。細かい(笑)お魚ちゃんにあげるとことか、遺灰ぶちまけてるとことか、こなれた手つきで、ほーー!っと口を開けて見ちゃってましたよ。よく見とけ、社本!

エログロバイオレンスとそろったパワー映画でした!

怖さはなかったけど、もっと警察も動けたんじゃないのー?とか思ったり。ツッコミどこもありました。ノンフィクションを見てるつもりだったんだけど、途中からフィクション見てる感じにシフトチェンジしちゃったから怖さなくなったのかも(笑)それほどぶっ飛んだ事件ってことよね。いやはやいやはや、、、
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