山田森氏

青春残酷物語の山田森氏のレビュー・感想・評価

青春残酷物語(1960年製作の映画)
5.0
センスの塊のような映画だった。フランスでヌーヴェルバーグの萌芽が芽生え始めた同時期に映画的センスだけを取ってみれば、同世代のゴダールやトリュフォーやシャブロルを遥かに凌ぐ映画作家が日本にいたという事実。りんごを齧る長回しはビーガンがロングデイズジャーニーでオマージュを捧げてる。外のシーンの風景と人物の切り取り方がほんとに素晴らしい。
山田森氏

山田森氏