Huluにて、特記ないが4Kリマスターなのか、これまで観た1960年前後の作品ではトップレベルの画質、元の撮影、フィルムもかなり良かったと思わせるが
特に序盤、終盤の海のシーンとか、取り調べ中の川津の顔アップとか…
タイトルバック、地味に良い
新聞をじっくり観ていたら、いずれも1960年公開の『静かな脱獄者』『僕は泣いちっち』の二本立て、『照る日くもる日』『ひばり十八番お嬢吉三』の二本立ての広告を見つけた
あの無慈悲なラスト後、このオープニングの背景で"終"を持ってきて、わろた
ロケ、全編生々しく、良い
街中の映画館では渋谷実『バナナ』上映中
しょっぱなの山茶花、父親役の浜村純、チンピラの佐藤慶、ありがたい
桑野が3人で傘差して学校から出てくる時の傘の色、作為的なまでのビビッドな赤、青、黄
そして次のシーンでは桑野が赤、久我が黒でこれまた…
人妻役の氏家慎子、かなり存在感あったが映画は数本のみのよう、青年座創設メンバーとのこと
桑野の目からよく涙が伝うのが印象的すぎる
ラスト、西陽に照らされながらの長回し、美しい
良いけどこれがヌーヴェルバーグとして決定的という印象は全然ない
そもそもベタなタイトル、謎い