名言出ました!
「真のパンクは無職である」
Ⅰがバンドのライブシーンが主であったのを補完するように、Ⅲはフロアでモッシュするパンクス、こと「ガター/スクワッターパンクス」と呼ばれる若者にピントを当てている。
構成は恣意的で散漫な印象が強く、撮ってるうちに軌道修正したんだろうなぁと勘ぐりしてしまう。けれどそれはパンクスのエネルギーによって物語自体が動かされたことに他ならない、結果的にセンスオブワンダーを感じる映画になっている。
単純にⅠの方が出ているバンドが好みだったのだけど、カルチャーとしてのパンクは本作の方が興味深い事柄が多かった。ひらすら痛ましい…
公式HPのコメント集が国内海外ともにめちゃアツいので鑑賞済みで未読の方は必見です。
http://decline.jp/comment.html