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バリー・リンドンのわおのレビュー・感想・評価

バリー・リンドン(1975年製作の映画)
3.4
ひとりの人間の人生を覗き見しているような気分になった。内容的には特別面白いって感じではなかったけど、最後の言葉「醜いものも、美しいものも、みんな同じ、今はあの世」みたいな言葉を見たときに、なんか全部どうでも良くなった笑 この解釈が合ってるかどうかは知らないけど、こんなに人生かけて生きても、結局死ぬんだなっていう、なんともいえない虚しさが湧き上がってきた。同時に言えば、みんな同じようなものっていう楽観意識みたいなものも芽生えた。でも単純に、18世紀の人はこんなふうにして、のしあがっていったんだなって思った。なんだかんだ飽きずに3時間見た。そんなでもないと思いつつ、見れば見るほど味が出そうな映画。
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