バリー・リンドンの作品情報・感想・評価

「バリー・リンドン」に投稿された感想・評価

たなち

たなちの感想・評価

3.8
ジョージ3世統治下のお話。
主人公のバリーが下克上と言わんばかりの昇格を果たしていく人生はなんとも当時の貴族階級の様子を表していたし、18世紀の暮らしを垣間見れる。
ただ長すぎるのは今の俺には不適切だったのかなー
歴史モノではあるけれど、その時代の芸術をグワっと3Dでみれた感じもあった。
GT

GTの感想・評価

4.1
ゆっくりとしたストーリーの進行に淡い色調の映像、そして3時間を超える長さと途中で眠くなりやすい映画かも。映像がとても美しい、芸術的。そして何より音楽、シューベルトの悲痛なピアノ四重奏が落ちぶれていく主人公によく合う。
結構長い上映時間なわりに内容も濃くてテンポよく進むので退屈せず見れた
時代考証ちゃんとやってるなーって分かるし特殊なレンズで蝋燭の火だけで撮ってるシーンもすごく綺麗だった
主人公はアカン奴やった

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーというより、映像がほんと絵画みたいで大画面で見たかった。光がとても綺麗。あと長い。
NAOKI

NAOKIの感想・評価

3.8
キューブリックにしてはあまり語られない作品ですが、中学生の頃かな…観に行きました😁

十八世紀、貴族になろうとした男の物語。その映像に圧倒されたのを覚えてます。

アカデミー賞の撮影と美術を取ってますが、確か当時不可能だと言われていたロウソクの炎だけでの撮影を専用カメラを開発してまで実現した映画だったと思います。

衣装も完全再現で当時「キューブリックはタイムマシンで十八世紀に行って映画を撮ってきた」と言われてました。

かっこいいっすよね😁💦
piper

piperの感想・評価

3.3
エピローグ秀逸。
ストーリー展開に目が離せない一本で、18世紀ヨーロッパの作り込みに微塵の妥協も感じさせない完成度に圧倒される。
D

Dの感想・評価

3.8
バリーという青年のお話。
キューブリックって監督は衣装、建築物など美術面の拘りがすごい。
舞台は18世紀のヨーロッパで絵画の様に美しい映像。撮影も工夫されている。

二部構成の長編作品で、個人的に前編はかなり面白かった。
むら

むらの感想・評価

3.5
キューブリックの中であまり人気がないですが、評価が高い映画です。玄人受け映画のわけは、やっぱりキューブリックの完璧主義で作られた映画だからでしょう。

ブラックでエッジの効いたキューブリック節のストーリーはないですが、なんとも撮影にあっぱれです。
18世紀の演出のため室内を蝋燭の火だけで撮ったり、終始霧が立ち込めたようなマジックアワーを狙って撮ったり、トラックバックで見せる奥域のある当時の建築や美術、着ている衣装だったりの、細かいところにツッコミどころが少ないので、支持されているのだと思われます。

個人的には、ナレーターの声と台詞がすごくいいと感じました。
「大昔こんなことがありました。めでたしめでたし。」のような語り草が、この3時間半もある、なんとも長い人生劇を綺麗にまとめています。
いい感じで、絶妙に入ってくるんですよね。

PS:ライアン・オニールはブラッド・ピットに似てます。
弱そうな童顔が突っかかってくる様は、ポールトーマスアンダーソンの
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を思い出しました。
光琴

光琴の感想・評価

4.0
メモ
18世紀の美術や衣装が完全に再現されている。
電気がない時代の明るさを表現するために蝋燭の光のみを使い、その暗さに耐えうるカメラで撮影された。
絵本のシンプルさ
つまらない台詞回しや哲学なしに、映像で語る

キューブリックは俺の中で完璧に映画を作る。
今回は自然光や火の揺らめきを最適にカメラに収めた。
豊かな緑にイギリス軍服の赤が映える。
キューブリックが構図で間違う事はない。
ましてや軍隊なんて大好物なはず

そしてヨーロッパのクラシックの貴族文化は流石の出来。
見るだけで、優雅で快適な時間を過ごす事ができる。
これを見ずに死ねるかと言える、至福の映像だった。



その行きすぎた完璧さに、キューブリックの皮肉めいた目が見えてくる
人間は愚かさこそが美しいと言わんばかりだった
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