18世紀を舞台に、バリーさんの栄枯盛衰な半生をおった映画。服装や背景などがものすごく凝っていて、本当に18世紀に撮ったような映像でした。鑑賞後に、CGを一切使っていないことや、屋内の照明は当時なかっ…
>>続きを読む長い分周辺の人々や主人公の人生を描く余裕がある。実は淡々と進んでいくドラマなんだけど、じっくり見れるのでいい。
衣装や当時の再現が素晴らしいのは言うまでもないけど、湖水地方の美しい風景を見れて眼福…
異常なほどの映像美とともに描かれる人々の人生は儚いものだった。成功しても失敗しても死んでしまえばみな同じ という痛烈なメッセージが印象に残った。人間に位や階級などはあるべきではない。
本当に見事な映…
人の言葉を借りるなら、美術館に飾られた抽象画に描かれた人物の人生に思いを馳せるような映画。
決して美しくはない他人の人生を枠の外から眺める行為ではありつつ、映像がどこも写真のように切り取られていて美…
夫への追憶に生きることとした。らしい。
甘味だねーえ。セットがすごいらしいというか素晴らしい。きっと事実に基づいてるんだろう。キューブリックのナポレオン映画みたかった。キューブリック、アップからの引…
この映画については、かつてキューブリックの名前も知らなかった頃に漫然と観たため、筋のほとんどは記憶していない。しかし3時間という長尺のなかで、淡々と綴られていく1人の男の生涯の無根拠さに、静かに圧倒…
>>続きを読む西洋絵画が生きて動いているような、豪華絢爛な作品だった。キューブリック的には『スパルタカス』の再挑戦なのかも。
歩兵や決闘という、不条理にも見える様式の中で人が死んでいく様子が繰り返し描かれて、この…