いか

バリー・リンドンのいかのレビュー・感想・評価

バリー・リンドン(1975年製作の映画)
4.2
個人的に、才気溢れるキューブリック作品群の中でも(地味ながら)最高傑作だと思う。クラシック音楽、プロイセンと同盟を組んだイギリスvsフランスの七年戦争、18c英国の上流社会に一瞬で没入できる映像、どれも素晴らしい。なにより淡々と事実を描写する語り口は、その徹底した無感動さによって、逆説的にも我々の感傷を生み出す機能を果たしている。そんなことより、ブライアン(最初女の子かと思った)が天使。可愛すぎて壁が要る。
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