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バリー・リンドンのGONのレビュー・感想・評価

バリー・リンドン(1975年製作の映画)
2.5
なーんかキューブリックっぽさに欠けるな。
作品自体の出来は高いんだけど、中世ヨーロッパを舞台にした作品が嫌いな自分にとってはあまり入り込めなかったな〜 しかも長いし。でも脚本が良かったおかげで飽きずに最後まで見れたから決して駄作じゃないんだよね。

とにかく主人公のバリーがクズすぎて画面割りたくなるくらい腹たったなw まぁあのウザったらしい性格は現実的だし(実際これ実話だし)、分からんでもないけど、やっぱうざいなー笑
ラストで当然痛い目にあっちゃうのでその時は思わず「ざまぁ見ろ!」って叫びそうになった。
ラストのレディ・リンドンの表情が深いね〜。バリーのことをどう思ってるんだろ?もう愛してないのかな?まだ愛してるのかな?僕がレディならあんな散々な目に遭わせられたら絶対愛なんてしないけどね笑

映像が非常に綺麗で、中世ヨーロッパが舞台なのでどのシーンも美しいです。
無難に楽しめる内容ではあるけどあんまし人には勧めないかな。
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