2017/02/022
@ポレポレ東中野。たね屋の佐藤さんがとんでもなく魅力的。自らものした英語のテキストを朗々と読み上げる様などは声といい姿といい俳優顔負けである。
外国語で震災記録を著し、郷土の被災歴を調べ上げる。本業であるたね屋を営みながら同時に作家であり、歴史学者であり、科学者でもある。
行動すること、話すこと（カメラではなくそれを構える小森監督に）、記録することが原初的営為であるかのような輝きを帯びて魅了される。
しかしその後ろにそうせざるを得ない、何か逼迫した思いを見る時、せわしなく重機が動くかの地の痛みを思ずにはいられなくなる。
