フラメンコギターの巨匠、パコのドキュメンタリー。
初めてパコを聴いたのがディメオラ、マクラフリンとのトリオ演奏だったから、ジャズシーンで活躍してる印象が強いが、ルーツはしっかりフラメンコにあったんだな、と。と言いつつ、フラメンコの伝統派からは受け入れられなかったりしていた葛藤もあったのか、というのは驚き。
しかしながら、自分にひたすら厳しく、自分が満足さえすれば観客のことは気にしない(自分が満足なら観客も満足なはずだ)と、独善的とも言えるストイックさはクレイジー。
天才は天才なんだろうが、それ以上に努力の人なんだと再認識。