平凡な家族の身体に宇宙人が覚醒する。父親には火星人、息子に水星人、娘には金星人が宿りそれぞれに手段にて滅びゆく地球を救おうと画策するという一種のファンタジー作品です。
地球温暖化などをテーマに割合真面目に展開するコメディタッチの作品。しかも本当に低予算なんですが原作があの文豪三島由紀夫という事であれば納得して鑑賞するだけだと思います。
少々、長めなんですが宇宙人らしき俳優さんを選んだキャスティングは良かったですね。特に主役のリリー・フランキーさんは以前から宇宙人ではないかと私は思っていました。
ラストシーンがあのSF映画を連想させるには笑ってしまいました。