地球外生命体

脱脱脱脱17の地球外生命体のレビュー・感想・評価

脱脱脱脱17(2016年製作の映画)
2.6
女優としても活躍する松本花奈が、17歳(撮影当時)でメガホンを取り、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016で審査員特別賞、観客賞を受賞した青春ロードムービー。

監督・脚本・編集は、『情熱大陸』の20周年記念シリーズで特集され、話題沸騰の若き才能、松本花奈。子役として活躍する傍ら、14歳から映像制作を始めた彼女が、高校在学中の17歳で作り上げた本作は、あの岩井俊二監督をも驚嘆させ、数々の映画賞を受賞。上記『情熱大陸』内でも本編映像とあらすじが紹介された。更に本作の後には、HKT48「キスは待つしかないのでしょうか?」のミュージックビデオ監督に抜擢。

劇中で幾度となく登場するロックナンバーや、センチメンタルな弾き語り曲を提供したのは、2017年「ドリーミージャーニー」でメジャーデビューも果たした今最注目のガールズバンドthe peggies。W主演となる高校生の男女の役を務めるのはそのthe peggiesのボーカル・北澤ゆうほ(当時18歳)と劇団とくお組所属の鈴木理学(当時35歳)。

ある事情により、高校生活17年目を迎えていた34歳のノブオ。校内のことはほぼすべてと言っていいほど熟知しているが、同級生からは気味悪がられていた。この学校唯一の応援団部の部員であるノブオの日課は、毎日学校の屋上から空を引き裂くような声で応援歌を叫ぶことだった。ノブオのクラスメイトであるリカコは、嘘泣きと歌うことが特技で、自分の涙と歌声さえあれば人生うまくやっていけると思っていた。ある日、母とケンカをしたリカコは、幼い時に別れた父を探すために家出をする。ノブオはひょんなことからリカコの家出に着いていくこととなり、2人のあてもない旅がスタートした。

★ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016
【オフシアター コンペティション部門 】
審査員特別賞
観客賞
★MOOSIC LAB 2016 
準グランプリ 
ミュージシャン賞(the peggies)
女優賞(北澤ゆうほ)
男優賞(鈴木理学)
地球外生命体

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