Naoya

ザ・プレデターのNaoyaのレビュー・感想・評価

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
2.9
一人の少年が謎の装置を起動。その発信を機に、危険なハンターを呼び寄せてしまう。格闘センスとキル・スキル、そして武士道を持ち合わせた好戦的ハンター〝プレデター〟の登場するSFアクション作。狂戦士プレデターの姿が禍々しく素敵。お馴染みのハンターの容赦のなさは見応えあり、お馴染みの多彩な装備で獲物を狩る姿は素晴らしい。圧倒的な人間との格差のある強さがヒシヒシ感じられる展開は魅力的。そして、遺伝子レベルでパワーアップした〝アルティメット・プレデター〟の強さも圧巻。魅力は様々だが、人間側の描写や、人間とプレデターとの絡みが蛇足な場面が多く感じ、プレデターの魅力を減らしている場面はある。人間側のドラマが妙に多く、プレデターの恐怖さが半減してます。シリーズ作として、様々な斬新さ、見応えも増えて娯楽溢れるSFアクション作にはなってはいるが、盛り込みすぎ感、無駄要素がある作品にも感じられる、惜しい内容。一貫して、プレデター作らしさは満載なので、その点の素敵さは良いです。
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