「今更またプレデターかよ」心配してたけど、今までのシリーズファンを納得させつつ、ブラッシュアップされていて良かった!さすがシェーン・ブラック監督!
最近のシリーズものリブートは、期待してると残念な結果になるパターンと、期待してないと良かったパターンに二分される気がする…
本作が良かった理由は、作品の中心であるプレデターのデザインや設定は基本的に大きくは変えず、周りのキャストやストーリー・アクションの見せ方をしっかりさせた上に、ユーモアも含んでいたからではないかと思う。シェーン・ブラックの良さが全面に出てた。
シェーン・ブラックの作品「リーサルウェポン」「アイアンマン3」「ナイスガイズ」などなどを観れば、なるほどなとわかる。各キャラのやりとりで笑えるけど、アクションシーンになると、今何を目的で闘ってるか明確な上、空間の使い方が上手い。
今回キャストは、MAVEL映画系出演経験者が多いけど皆んな良かった。特にクレイジーな元軍人ならず者チーム。やばい奴らなのにいー奴だし、元軍人だから強くても違和感ない。
それとチームの絆の描き方ができてたので、誰かやられた時に本当に寂しい思いになる。ハン・ソ○はできてなかったので、少し感心しました。
キャストといえば、「ルーム」や「ワンダー 君は太陽」のジェイコブ・トレンブレイくんは良かった。やっぱり凄いよ。
あと気づいたのは最近のFOX系の映画は、バイオレンス描写がエグい。ローガンやシェイプオブウォーターもそうであったが。序盤のプレデターとの戦うシーンは、かなり悪趣味なグロ映像だった。最近アメコミ主流のハリウッド大作映画は、子供も観る影響でグロシーンはほぼないので、差別化を図っているのかも。
プレデターだからとバカにしてたけど、結果すげぇ楽しんでしまったので、ハードル低めで観に行くと、かなり楽しめちゃう人もいるかもです!