rosier

海は燃えている イタリア最南端の小さな島のrosierのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

静かで詩的な語り口がよい。
おばあちゃんがベッドメーキングをしながら「よい一日と、僅かな健康をお授けください」という言葉が心に響いた。難民の過酷な実態との対比で、平凡な日常の尊さを感じる。島民と難民の交わらない日常を自分にも置き換えて考えることができた。闇の中で少年と鳥が交流するシーンが美しい。
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